tono-welcomeのブログ

アスペルガーな自分と向き合う日々、嫁さんと幸せな明日を夢見ながら、頑張る記録ブログです。

当たり前



やっと会社の年末イベントが終了した。
前々日は朝の5時半まで仕事をし・・・・昨日寝ずに年末イベントを行いました。
とても眠い。


毎年こうなるのかなぁ。
今年で人減るし、面倒だなぁ。


なんて密かに思う。








今日は、特に内容が順々ではなく、申し訳ないのですが、
最近やっと気づいたことがあります。


「自分の当たり前は、相手の当たり前ではない」


ということです。


「なに、そんな普通の事いってるのか??」


と思われる方が大半ではと思います。



よく、価値観は人それぞれという事を聞きます。
自分もそれを分かっているつもりでした。


ところが、自分の価値観・・・・押し付けていたんですね。


「そんなつもりはない」


なんて言っていても、無意識レベルでやっているんです。


「~はやって当たり前」
「~はやらなくていい」
「~なはずだ」


なんて、無意識に言ってたりするんです。


アスペルガーは、自分以外の人の考えが分からない(リアルタイムに感じることができない)のです。


自分で感じた事、体験してきたこと。
これが中心になってしまうんです。


これは、価値観だけではないですが、それはまたの機会に。


俺はこうだから、相手もそうだ


となってしまうんです。
例えば、「(自分は)気にならないから、(相手もそうだから)しなくてもいい」
となり、それに対してぶつかると。
なんで?「(自分は気にならないから)(相手もそうだから)しなくてもいいはずでしょ?」
なんで怒るの?


なんて場合も少なくないのです。


文にして再確認ですが、これはなかなかヒドイ話です。
そう考えると、相手目線に全然立ててない(立てない)のが分かります。


これ実際の当人!全く気付かないんです。
しかも、それで相手を怒らせてしまっても、なんで怒っているのかわからないんです。


外から見ると、完全自己中に見えると思います。


ですが、これはアスペルガーの方が悪意で押しつけたくて行っているのではないのです。
意外と、当人なりに相手を思ってのことだったりするのです。


例えば、


僕はプレゼントを貰うのは苦手です。
お返しを考えたり、気を使ってしまうから苦手なのです。
なので、嫁さんも苦手だろうから、プレゼントなんてしない方がいいんだ。


となってしまっていました。
そんなハズ(嫁さんも苦手)はないのですが、決めつけてしまっていたのです。
なかなか難しいですが、相手を思っての事なのです。


これについて、ぶつかると。


気づく場合はよいのですが。
アスペルガーにとっては、????「なんで怒っているんだ」だったりします。


さらに、「お前を思ってのことなのに・・・」と怒っている相手の責任にする場合もあります。


これでは、関係は一向によくはなりません。
よかれと思ってやっていることが、良くない結果を招く、
なんてことは、少なくないのです。


この悪循環にはまってしまうと・・・・・。
お互い疲れてしまいます。


解決策!などというものは、今の自分には出すことはできません。
ですが、本人がアスペルガーを知る・自分を知る事は、効果が高いと思います。


「気づき」


を沢山得ることで、その後が大きく変わっていくのではないでしょうか?








自分を知る2



最近、仕事上帰宅が遅く、家族には色々迷惑をかけております。
もうすぐ、この年末のイベントが終了するため、頑張ります。


さてさて。


前回は、恥ずかしながら家族構成なんかを記事(記録)しました。


それとは別に、僕の中でハッキリ記憶にあることがあります。


「いじめ」


です。


それほど酷いものではなかったのだろうけど、やはり嫌でした。
未だに、そのころの人たちの中に行くと、パニックになり冷や汗でます(涙)


最近まで、こんなこと考えたこともなかったのですが、この「いじめ」にも、僕のアスペルガーの性質が関係あるのかもしれません。


子供の頃は空気は読めなかったと思います。
思った事を発言したり、やられたことはやり返すのが悪い事ではない。
なんてことがあったようです。
(母親の会話に時たま出てきていました。)


この中で、僕が一番学んだことは、「嫌われることの恐怖」でした。
どうして仲間外れにされるのか、何がいけないのか。
全く分かりませんでした。


また、「いじめ」られているなんて思いたくのないし、恥ずかしい事だと思っていました。
隠すのに必死でした。


でもそれは、今考えると、
定型の方とは違う部分があり、受け入れられづらかったのかもしれません。


この「定型の方とは違う部分」というのが、アスペルガーの性質なのだと、今なら少し分かる気がします。
ただ、未だそれが何なのかハッキリ見つける事ができません。
心のには、未だ「アスペルガーへの拒否」があるのだと思います。


ゆっくり行こうとは思っていますが、日常にアスペルガーの性質が出てくることは、恐怖があります。
「それは違う・・・だよ」
「俺だって・俺だって」
「俺的に・・」
「俺は~してるじゃん」


これが出た後、後々「やってしまった」となるのですが、また嫁さんを傷つけてしまうのです。
パニックやオーバーヒートをすると、誰かのせいにし、自分を肯定して本題から逃げてしまいます。


焦りは禁物なのですが、何処か落ち着かない日が時々あります。


そんな時は深呼吸!
怖いものなんて何もないさ!




自己を知る1


今日は寒かった。
今年初めてフロントガラスが凍りました。
これからまた一段と、布団から出れない。


二度寝は気持ちがいいですよね。
二日目にして、だらしない発言をしてしまいました。


では、いざ記録(記事)へ。


以前、精神科にお世話になりました。
もちろんアスペルガーについてです。


精神科に受診に行くと、小さいころの事を聞かれます。
本来であれば、親が子供を見ているため、親がこの部分を言う方が、より詳細な診断が出るのだと思いますが。。。


この年まで、自分は普通だと信じて疑わなかった僕は、いざ診察の時も思い出しながら話をしましたが、多分ツジツマがあっていなかったり、防衛的な回答をしてしまったりしたと思います。
ちょっとパニックでした(笑)


この障害と向き合うにあたり、幼少期はかなり貴重な情報であると思います。


見つめ直す意味でも、自分はどんな人間だったかを
「客観的に見れるよう」
記録をしていきたいと思います。


僕の実家は、
父・母・祖父・祖母の家族の中で生まれました。
僕の2つ下に妹がいます。
合計6名の家族でした。


ハッキリ覚えているのは、とても甘えん坊であったことです。
母親にかなり甘やかされていたようで、
未だに  「アスハピは甘やかされてきたからな」
と言われることから、親族から見ても甘やかされていたのだと思います。
もちろんマザコンでした(笑)


また、僕は祖父がとても好きでした。
よく祖父がうつ伏せで日記を書いている中、祖父の背中をベット代わりに寝ていたのを覚えています。
田んぼにもよく行き、祖父の手伝いをするのが好きでした。


父は基本的にあまり会話はしませんでした、イメージとしては怖いとか、否定されるというイメージを
強く持っていました。
また、父は妹を可愛がっていたようで、父は妹のほうが可愛いのだとも思っていました。
※逆に妹は、母親に対して俺と同じ感情を抱いていたようです。


しかし、よく休日は公園等に連れ出してくれていて、当時では結構な録画用の機械を購入し、僕たちの小さいころをよく撮ってくれていました。


今考えれば、とても可愛がっていてくれていたんだなぁと感じます。


祖母とは、よくケンカをしました。
亡くなる前日も、軽い口論になりました。
何というか、言い方がとても引っかかってしまう感じです。


何かしらお前がやったとか、グチグチ何か文句を言ってきたりとか、
嫌いではないですが、よくケンカしましたが、翌日には何事もなかったように接していました。
しかし、祖母は一番大げさに褒めてもくれましたし、帰宅時に誰よりも一番にお帰りと言ってくれたり、おやつを作ってくれたりと、これまた今思えば可愛がってくれていたのだと思います。


妹は、とても仲良しでした。
シスコンでもありました。
※これじゃあ、嫁さん普通に苦労してしまうね。。。


これは色々と理由があると思いますが、とにかく当時は可愛いかったのです(笑)
まるで、自分の子供(言い過ぎですが)のような感覚でした。
妹は逆に、僕が甘やかしてしまったのかもしれません。


ざっと、このような家庭に生まれました。
この家族に産まれてきて、とても感謝しています。


ですが、この環境というものも、自己形成に影響が大きくあり、自己解明にとっても大きな素材となることは確実であると思います。
なぜなら、障害に関係なく、
「この家庭での価値観が、僕の価値観」でもあるからです。


アスペルガー + 実家ルール = 今の自分


↑を入力してみただけでも、パートナーはとても苦労しそうです。
しかし、単純計算で行くと


今の自分 ー 実家ルール = アスペルガー 的な要素


となるわけですから、アスペルガーと向合うためにはこちらの追及も必要だと思います。


何やら偉そうな事を述べていますが、医学的な根拠や裏付けなんてありません(涙)
ただ、こうやって文章にしていくと、何度も読み返すことができ、普段なら気づかないことに色々気づかされます。


今の自分 ー 実家ルール = アスペルガー 的な要素



なんて、記事を書きながら思いついたものです。
ひとそれぞれ、あてはまる事・はまらない事等あると思いますが、自分を知ることはきっと新しい発見がたくさんありますよ!


※これは、よく嫁さんが言っている事です。
ちょっと言葉を借りました。(笑)